☆男の子のわたし★
ああああ、あり得ないよ!
あたし、結構胸大きかったはず!
いきなりぺっちゃんこって絶っっっ対にあり得ない!
どうして?!
「まさか…。」
全身鏡を恐る恐る見る。
「男の子だ…。」
ちゃんと、イエスと言えるほど完璧に男の子。
今日の出来事を思い出す。
背が高くなってる。
声が低い。
胸がない…。
全て当てはまる…。
「じゃあ…。」
あたしは、男の子にしかないものを、見た。
「あ、ある…。」