☆男の子のわたし★
正真正銘の…………。
「女の子…。」
「あ~らっ!女の子なんだから当たり前でしょ?」
「い、いい加減にしろ!ドッキリだろ?!
女なんてあり得ねぇ!」
俺が怒鳴った瞬間、母ちゃんがビックリしながら黙り込んだ。
「何で?海ちゃん、そうだったの?そうだったのよね?
海ちゃんをあたしは女の子として大切に育ててきたつもりなのに…。
海ちゃんは心が男の子だったのよね?
朝からおかしかったもの…。
気付けなくてゴメンねぇっ…。」
とか言って号泣する母ちゃん。
ま、マジかよ…。
ど、どうすりゃ…。
今のこの空気的に、
マジっぽい。
こんな時は…。
「な、なんちゃって!
逆ドッキリでした~(テヘ)」