It doesn't forget.

新しい友達

入学式が過ぎて、新しい環境にもなれてきた。

そして入学式から五日後、、
春歌には新しい友達がたくさん出来た。
春歌のクラスには、男女それぞれ
二つのグループに別れていた。
陰キャラグループや目立つほうのグループ。
春歌は目立つほうに入っていた。
男子のほうも
目立つほうはカッコイイ奴とかがいた。
でも入学式の初日から来てない男子が
一人だけいたんだ。
そいつの名前は、佐藤 空。
一回も来てないからまだ誰も見たことが無い。
その日も空だけが学校に来なかった。

昼休みになり、春歌は教室の窓から外を見ていた。
「春歌っ」
私が振る返ると、女子のリーダー的存在の
山田 美紅がいた。
美紅は入学式前の通学路で出来た友達で私の親友。
「何してんの?外なんか見ちゃって。」
「うーん、、ぼーっとしてた。」
「ってか次、体育でダルイから5娘1でサボろー?」
美紅がサボるのは日常茶飯事。
5娘1ってのは、美紅・愛美・美紗・莉香・春歌のこと。
みんな違う小学校で中学校からの友達。
「私、パスー」
私はそう言って、机に戻った。





< 2 / 2 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop