天使がくれたもの(全編公開にします)
切ない表情で、雑誌の写真を見つめる。

そして、ため息をつき・・・雑誌を部屋のすみに投げ捨てた。


「もう・・・関係ないし」


言葉とはウラハラに、今にも泣きだしそうな顔で雑誌に視線を移す。


・・・pi pi pi pi pi・・・pi pi pi pi pi・・・pi pi・・・


突然鳴り響く携帯を手にする舞。


「・・・はい」


あまり出たくはない相手に、重い声を出す。
< 151 / 236 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop