シークレットな極上LOVE


「どうしたんだよ。ゆうべ、亜子から何か言われたのか?」


小さく首を縦に振る。


すると、彰斗は小さくため息をついた。


「何を言ったかは、後で本人から聞く。なあ、由依奈、誤解しないで欲しいんだ」


「何を?何を言われたかも知らないのに、弁解するの?」


こうやって、会いに来てくれただけでも、充分に愛情を感じるじゃない。


それでも、亜子さんの言葉と、見ず知らずの人のネットの書き込みが、心に引っかかる。



「だって明らかに、お前の様子が変じゃん。オレとの事で、何か不安に思う事があるんだろ?」




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