シークレットな極上LOVE
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「そんな事も、知らなかったのか?」
久しぶりの彰斗の家で、あたしはこってり、しぼられてしまった。
「し、知らないわよ。いつの間に、業界トップになってたの?」
最近は、マスコミも少し落ち着いていて、やっと家へ行けれる様になり、こうやってまた、二人きりでいる。
あの日…、亜子さんからいろんな話しを聞いて、ちょっとケンカぽくなってから、彰斗のキャラが少し変わった気がするのよね。
なんて言うか、強引でちょっと俺様な感じに…。
でも、本当の彰斗は、こっちなんだろうなって思う。
普段は、“社長”という鎧をまとってるんだもん。
あたしと二人の時くらいは、それを脱いで欲しい…。