シークレットな極上LOVE
「あ~!由依奈!」
「ゲッ!?」
何で、また亜子さんが。
今日も一人、ブルーライトに来たあたしは、お店に入った途端、カウンターの亜子さんが目に入った。
「あれ~?一人?彰斗は?」
「一人です。今日は用事があるって」
もう、何でまたいるのよ。
「じゃあ、一緒に飲もうか?私ね、由依奈に謝らなくちゃいけなくて」
「謝る?」
隣に座りながら、あたしは亜子さんを見た。
お花の様な甘い香りと、スタイルを抜群にキレイに見せるクリーム色のスーツ。
黙っていれば、うっとりする外見なのに。
一言喋り出すと、三枚目なんだもん。
「私ね、彰斗に叱られちゃった」