シークレットな極上LOVE
どういう意味だろ…。
なんか、気になる言い方だなぁ。
「ねえ、由依奈。まさか、カレシ?」
立ち尽くすあたしに、美加は楽しそうに話しかけてきた。
「違うわよ。さっきも言ったでしょ?バーの…」
「はいはい。でもその割には、親密そうだったわねぇ」
「もう、やめてって!」
叩く振りをしながら、さっきのユウくんの言葉が気になる。
あの言い方、あたしが彰斗さんと仲がいいと、良くないみたいに聞こえるんだけど…。
それに、彰斗さん、何であたしの事を聞いてたんだろう。
そんな疑問はひとつ、午後には解決されるのだった。