シークレットな極上LOVE
「はい…。それに、初対面の人に、お世話になったのも恥ずかしかったし…」
すると、彰斗さんは、フッと笑って立ち上がった。
「何だ、そういう事だったんだ」
「……、バカにしました?」
チラッと見上げると、彰斗さんは首を振った。
「違うよ、そうじゃない。嫌がられたのかなと思って、心配だったから」
「そんな…」
むしろ、そのカッコ良さにドキドキなんですけど。
「じゃあ、また会おう。あのお店で」
「え?」
「息抜きにさ、オレ一人でよく行くんだ。VIPルーム、一緒に行こう」
ええ~!!
「あ、あたしが入っていいんですか?」