*~○みるく♡きゃんでぃ●~*
ガチャ……きぃぃ………
ドアを押すと金具が音を立てて軋む。
あたしは下を向きながら世界への扉を開いた。
「顔、上げて??」
優しい声で彼は囁く。
「……っ無理だよぉっ」
怖くて辛くて。
せっかく開けたのに。
これじゃ、彼もイライラするよ…。
次の瞬間。
ぐいっ……っと顔が上がった。
そう、彼があたしの顎を持ち上げた。
「……」
彼の顔が、赤く染まっていく。
なに、なに、なんなのぉぉぉぉ!?!?!?
「……なぁ、何年?」
「ふぇ??」
不意に彼に声をかけられた。
「なぁ??」
「っ………」
わかんない、なんて。
いえる訳がないよ。
いえないよ。
こんなこと言って
信じてもらえるわけ……ないじゃん。
「……じゃあ、いい」
ドアを押すと金具が音を立てて軋む。
あたしは下を向きながら世界への扉を開いた。
「顔、上げて??」
優しい声で彼は囁く。
「……っ無理だよぉっ」
怖くて辛くて。
せっかく開けたのに。
これじゃ、彼もイライラするよ…。
次の瞬間。
ぐいっ……っと顔が上がった。
そう、彼があたしの顎を持ち上げた。
「……」
彼の顔が、赤く染まっていく。
なに、なに、なんなのぉぉぉぉ!?!?!?
「……なぁ、何年?」
「ふぇ??」
不意に彼に声をかけられた。
「なぁ??」
「っ………」
わかんない、なんて。
いえる訳がないよ。
いえないよ。
こんなこと言って
信じてもらえるわけ……ないじゃん。
「……じゃあ、いい」