*~○みるく♡きゃんでぃ●~*
 俊side

風呂に入るのをためらう彼女に俺は
無理やり脱衣場に押し込んだ。

やっと入っていた彼女を見送り、
居間でくつろぐ。
彼女が風呂に入っていく音がしてから
ケータイを開いた。

慣れた手つきで操作し、メールフォルダを開く。

大量のメール。

その差出人は全部女。

一個一個開いて読んでみると、

「俊君大丈夫??」

「家まで行ったけど留守なんてひどい!!」

「まさか、女と遊んでるんじゃないよね!?!?」

「あたしがいるのにどーしていないの!?!?」

「返信してよ!?!?」

「今どこなの!?!?」

うるさいんだ、やめてくれ。

そう思った俺は

「もうメールしないでくれ。」

一斉送信っと。

けたたましく鳴るが
俺は無視した。
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