*~○みるく♡きゃんでぃ●~*
今日はなんだ。


朝ごはんだけでなく、母からのプレゼントまで。


母は、あたしを認めたのかな??

いや、たまたま機嫌がよかった。


それだけだろう……。


そう思ったがその考えはすぐに消された。


昼になった。窓の太陽が上のほうに来た。

そのとき。


カチャ。



何かがまた。



そっと覗くとお昼ごはん。



チャーハン
コーンクリームコロッケ
お茶


あたしにとっては、十分幸せすぎた。


いつもなら1日1回。
もしくは2日に2回。


今日は1日で2回。

こんなこと、今までなかった。


自然と顔が喜びにあふれた。


お母さん、ずっと顔を見てないから

もう、忘れちゃったよ??

お願い…顔を、見せてください。


今日中に。なんて言わない。

でも。


見たいの。天使のような母を。


……いいえ。


まだ、まだ早い。

夕飯は。


ないかもしれないのよ??


ここで喜ぶな、あたし。


じぶんに言い聞かせて。


あたしは午後の眠りについた。


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