forever~約束してくれますか?~
雅也サンは、ビックリしたのか驚いた顔で振り向いた。でもすぐにいつもの冷静な顔に戻って、




「あたりまえじゃん。今何月だと思ってんの?」




って言ってきやがった。まぁそうですけどもー。





「腕の痣丸見えじゃんかー!どうしてくれんのっ!?」





「別にぶつけただけなんでしょ?ならいいじゃん」





雅也サンは、いじわるな笑みで言ってきた。





それだけ言うとまた先に歩きだした。





うぅ・・・。もういい、手を出さなきゃいい話だから。でも周りから見たらめっちゃ不自然だよね・・・。もう知らない!かってに不思議に思っとけ!





前を見ると、歩きだしたはずの雅也サンが後ろを向いて、





「俺にもそういう傷あるよ。心の中に」



っと苦笑いで言ってきた。


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