forever~約束してくれますか?~
[美咲]

寒い…。風が…冷たいよ…。早く来て…寂しいよ…。


ザッ…。



あたしの目の前に1つの影が出来た。


あっ…。



「雅…也サン…来てくれたんですね」


頬を生温かいなにかが流れる。


「なに泣いてんだよ」



ギュ…。



え?



あたしは今、雅也サンに抱きしめられている状態だ。



「だって…だってぇ…」



「わかったから…。俺の胸貸してやるから思いっきり泣け」



その言葉を聞いてなにかがプツンッときれるように、うわ~んっと声をだして泣き崩れてしまった。



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