未来Magic

次の日の朝。
雨が降ってるのかな?

…そのせいか、薄暗くて怖い…。

『目を見せてはいけない』

「はっ…」
目を覚ました私は、過去に聞いたことのある言葉を思い出した。
これは…お母さん?

…顔、思い出せないな、名前も。
何もかもが全部…。

ん?
何か、喋り声が聞こえるような。

「誰かいますかー?」
「…つ…ま…」
「逃げないとやばっ…げっ」
わー、こんなときに躓いちゃった…。
あーもう、私の馬鹿!

「捕まえろ!」
いきなり部屋に響く男の人の声。
「…――え?」
突然のことにただ立ち尽くすしかなかった。


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