銀の竜の蜜恋
男2人旅
天気は晴天でまさに旅日和である
「本当に我の旅についてくるのか?」
隣で嬉しそうに着いてくるやつに聞いてみる
『勿論だよ、綺麗な君が夜1人で歩いていたら襲われないはずないからねだから君をそんな危険から守るためには騎士が必要でしょ?』
我はため息を盛大に吐きたくなった
「……我は竜なので人に襲われなどしない、ゆえに騎士など必要ない」
『まあそうだけどさ、僕が襲うかもでしょ』
襲うのはお前か!!
「旅に着いてくるな、そして二度と騎士などと名乗るな、竜騎士の品位が地面を突き抜ける勢いで落ちる」
『そこまで言うかな~幼馴染みにさ、リッツへの愛ゆえに僕の性行動は止められないんだよ』
「シェラール国の王子が性行動などと言わないでくれ、そろそろ目的地が見えてきたようだ」
そう我が指を指した先には、最初の目的地ーネプール国があった