☆続編☆



少し時間がたった。

目を開けて、周りを見た。

私の周りには男3人。

どうやら、下っ端は地下にいるみたいだ。

これならなんとか、逃げれそう。

男3人は、私の方を気にしていない。

子供だからって、甘く見ないでよね。

小学2年生にして、ケータイを持参している未来ちゃんです(笑

(мiκu:あり得ない…。
ウチでも小3からだったのに…。)

お父さん、お母さん、海斗、凛、蓮にメールを送る。

見た目からして…。

コイツらは黄龍。

日本で第3位。

みんな、黒髪に一塊だけ黄色の髪が混じっている。

それが黄龍の特徴だ。

『黄龍の人たちに捕まえられ、黄龍の倉庫にいます。』

うん…。

theシンプル(笑

一斉送信は5人まで。

ピッタリだ♪

メール送信。

音をたてないように、静かにケータイを閉じる。

黄龍の倉庫と言えば分かるだろう…。

よし!

脱出作戦開始!

男たちに気付かれないように、ソファーから降りる。

チラッ

男たちは全く気付かない。

バカな奴等…。

(мiκu:口悪いよ、未来ちゃん。)

続いて、ドアの近付く。

所々で後ろを振り返り、男たちが気付いていないか確認をする。

全然気付かない。

ドアまであと10mぐらいで…。

?「おい!
ガキが逃げ出したぞ!」

男が叫んだ。

?「てめぇ…。
ふざけんな!」

卒アル男以外の男2人が駆け寄ってくる。

卒アル男は、タバコを吸って偉そうにしている。

あと10mぐらいの距離を走る。

ドアにたどり着き、ドアを開けようとする。

しかし、鍵がかかって開かない。

ここまで頭が回らなかった。

後から来た男2人に捕まえられた。

そして、またソファーへと戻された。


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