俺様彼氏とあたしの未来。
【蓮司】



「ははははは♪可哀想だな蓮司~♪」

「笑ってんじゃねぇよグレイ…。」



今はグレイと撮影中。



グレイが、『イイsexはできたか?』って聞いてきたから、俺はありのままを話した。



「そんな顔してんじゃねぇよ。」

「お前のせいだろ…。」



グレイのおかげで気分は最悪だ…。



でも、仕事は仕事だ。



俺は昨日、グレイの凄さを改めて知った。



俺もついていけるように頑張る。



「今のダメ。」

「マジ?」

「俺をなめんなよ?今のは俺だけが引き立つ。もっと出てこい。」

「はい…。」



仕事になると厳しい…。



「蓮司!!サムラ~イ♪次はこれで撮ろうか♪」

「はぁ!?そんなズラどっから持ってきた!?」



仕事以外はバカだ。



「じゃあなグレイ。」

「あ、蓮司♪誕生日プレゼントだ♪」

「えっ!?おぉ…。」



少しいやな予感がしたけど、俺はそれを持って亜香里の待つ家に帰った。


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