俺様彼氏とあたしの未来。
【蓮司】



ヤメロ…。



かなり気まずい…。



亜香里が強気なのが更に気まじぃ…。



「蓮はあっちでも人気だし、蓮を狙ってる女なんてたくさんいるのよ♪」

「だから何?って感じですね~♪蓮司はあたししか見えてないもんね?」



俺に話を振るな!!



「あぁ…。」

「だって♪サヤさんの負けですね。」



怖いです…。



チビりそう…。



「俺…。トイレ…。」



ここに逃げ場はトイレしかない…。



気付けばもうすぐ0時。



亜香里の誕生日が来る。



トイレでため息をついて個室に戻った。



「亜香里は…。」

「トイレ♪」

「そう…。」



マジ気まずい…。



サヤと2人きりは、マジナイ!!



俺が席に座ろうとした時、



グッ



と、サヤに腕を引っ張られて、サヤの方によろめいた。



「ちょっ…。」



は!?



サヤは立ち上がって俺にキスをした。



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