俺様彼氏とあたしの未来。
「蓮司っ…。ダメ…。」

「うるせぇなぁ…。」



冷蔵庫と蓮司に挟まれたあたしは動けないし、そろそろ光汰がきちゃう。



「光汰!!来るよ?」

「は!?今の状況で男の名前呼んでいいと思ってんの?」

「もうやだぁ~…。」



誰か助けて~…。



ピンポーン



「来た!!ほら、ね!?」

「居留守居留守。」

「蓮司!!」

「はいはい…。今はやめてやるけど夜は容赦しねぇよ♪」



楽しそうな蓮司を睨んで乱れた服を直した。



蓮司のSっぷりはとどまることを知らない…。



蓮司はモニターにうつる光汰と話してからマンションの玄関を開けた。



「あと3分だな。」

「何が?」

「光汰がくるまで。」



そう言って蓮司はあたしにキスをする。



深くて甘くて優しくて、溶けちゃうよぉ~…。



あたしは相当蓮司が好きだ。


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