俺様彼氏とあたしの未来。
こいつはイケるかもしれない。



「会長さんよ、ちょっとメガネ外してみ?」

「えっ!?ぼ、僕ですか!?」

「そう僕。」



メガネを外した会長を見てびっくり。



目がデカくてぱっちり二重。



モサい髪をあげれば…。



「お前に決めた。」

「な、何を!?」

「モデル。」



動揺する会長を押してみる。



「お前暗い。会長だって押しつけられたタイプだろ。変わりたくねぇ?」

「えっ!?」



あっ、素で喋ってしまった…。



まぁいい。



「モテねぇし友達も少ない。人生つまんねぇだろ?」

「は、はぁ…。」

「変えてやるよ。俺が。」



逃がさねぇよ。



もうお前に決めたから。



見れば見るほどイイ顔してんじゃねぇか♪



「お、お断りします…。人前に出るなんて…。」

「は!?無理。断るなら俺の撮影見てからにしろ。」



と、言う事で、俺は会長を連れて母校を後にした。



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