俺様彼氏とあたしの未来。
玄関をのぞく母親は龍真に似ててカワイイ感じだ。



目が合ったので最高の笑顔を向けてから頭を下げた。



「えっ!?本物?何?ドッキリ?」



そう言いながら近づいてくる母親は今一意味が分かってない。



「初めまして。蓮と申します。急にお邪魔してしまって申し訳ありません。今日は龍真君をいただきにきました。」

「きゃぁぁぁ!!やだ!!蓮が喋ってる!!」



母親は結構ミーハーっぽいな。



その後に親父さんも帰ってきてすんなり龍真のモデルデビューの承諾をもらった。



「じゃあ龍真、早速明日学校休めな。そして、今日から軽く筋トレしとけ。」

「はい!!よろしくお願いします!!」



あぁ楽しい。



やっぱり仕事してると楽しいな。



別に疲れてねぇけど早く亜香里に癒してもらおう♪



俺はウキウキしながらマンションに帰った。



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