俺様彼氏とあたしの未来。
あたしの妙な行動を不振に思った蓮司は、さっきからあたしをめっちゃ見てる!!



あたしは気付かないふりをして蓮司のご飯を暖めた。



「はい…。」

「いただきます。」



何も言わずに黙々とご飯を食べる蓮司を見て、さっき考えた事は撤回しようかと思った。



がっ!!



亜香里様の決意はそんなもんじゃないのよ!!



「お茶。」

「ふぁい!?」

「だから、お茶。」



今よ、今がチャンス!!



「あたしお風呂にお湯貯めるから自分でして。」



言ってやったわ!!



自分で自分を褒めたいくらい強気!!



「おい。何が狙いだ。」

「な、何も…。」

「亜香里って本当にバカだよな。俺にそんな態度とったらどうなるかわかってんだろ?」



きゃあああああ!!



腕掴まれた!!



「溜まってんの?」



めちゃくちゃ意地悪そうな顔で聞いてくる蓮司に久しぶりに赤面。



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