俺様彼氏とあたしの未来。
そして遂に蓮司が帰って来る。



「ただいま。」

「お帰りなさい。」



余裕…。



亜香里の余裕を見せ付けるのよ!!



蓮司は少し疲れた表情。



「蓮司?眠い?」

「まぁ。つーかマジ疲れた…。」

「マッサージしてあげようか♪」



いつもは言わない事を言ったもんだから、蓮司はまた眉間にシワを寄せてあたしを見てる。



「今度は何?」

「な、何が?それよりお腹すいてないの?お風呂は?」

「それよりキスさせろよ。」



蓮司はあたしの頬を両手で掴んでキスをした。



余裕なんて…。



「すげぇ会いたかった。」



そんな言葉は反則です…。



余裕どころか慌てふためきそう…。



「メシ食った?」

「うん。」

「じゃあ俺はいいわ。風呂入って寝たい。」



蓮司は相当疲れてるらしく、あんまり元気がなかった。



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