俺様彼氏とあたしの未来。
【蓮司】



今日は亜香里が珍しくキスなんかしてきた。



このまま襲ってしまいたい。



「蓮司?」

「何?」

「ギュッてして…。」



ビールをテーブルに置いて亜香里を抱きしめると、亜香里は俺の胸に顔を埋めてきた。



最近味わってなかったこの雰囲気。



不覚にもドキドキしてしまう。



「亜香里、キスして。」



俺の口が勝手に喋る。



既に酔ったか?



亜香里のキスに俺は頭が回らなくなる。



気付けば亜香里は俺の膝の上に乗ってて、俺は亜香里の頭を押さえてキスしまくってた。



疲れててヤる気力なんかないのに。



「飲まないの?」



亜香里は余裕なのか、顔を上げて聞いてきた。



「飲むから取って。」



亜香里がテーブルからビールを取って俺に渡してきた。



亜香里は俺の上からどかないし…。



ビールどころじゃねぇんだけど…。



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