俺様彼氏とあたしの未来。
怯まないクソガキに更にムカつく。



「俺は潰れねぇから。世界一だか何だか知らねぇけど偉そうっスね。」

「おぉ。俺はお前より偉いんだよビッグマウス君。何なら俺が潰してやろうか?」

「どうやって?やれるもんならやってみろよ。」

「いいねぇその勢い。3ヶ月後にはリュウがお前の上に立つよ。」

「楽しみにしてますから。負けたら素直に謝ってくださいよ。」



車に乗り込んだ瞬間にドッと疲れが出た。



リュウをもっと働かせなければ…。



それよりあいつの名前って?



まぁいいや…。



早く帰って亜香里に癒してもらおう。



俺はイライラしながらマンションまで車を走らせた。



取り合えず渉とリュウを組ませて…。



リュウを他の雑誌に売り込もう。



むしろリュウを俺のブランドのモデルに使おうか…。



俺ってただでさえ忙しいんだから少し休ませてくれよ…。



でもぜってぇ潰してやっからな!!



< 283 / 423 >

この作品をシェア

pagetop