俺様彼氏とあたしの未来。
【蓮司】



土下座をした翔太を立たせて外に連れてきた。



かなり気まずい雰囲気になっちまったじゃねぇか!!



「空気読めよアホ。」



パシッと頭を叩いたら、そのまま落ち込んだように俯く翔太。



「お前の負けって事で終りだ。謝る必要なんてねぇよ。」

「でも…。まさかここまで追い込まれると思ってなかったし…。それに俺は蓮さんに謝れって言ったから。」

「めんどくせぇからやめようや。俺も楽しかったし。おかげでリュウが成長したから。」



こう言う雰囲気は苦手だ…。



「蓮さんのすごさがわかりました。本当にすいませんでした…。」

「お前…。髪色かえれば?」

「はい!?」

「もっと落ち着いた色にした方がいいぞ。って事でこの話しは終りだ。戻るぞ。あ、俺の本性ばらすなよ!?」



急に笑顔になった翔太を連れて中に戻った。



やっと決着がついた。



圧倒的にリュウの勝利だ。



やっぱり俺は見る目があるな♪



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