俺様彼氏とあたしの未来。
【亜香里】



いくら寝ぼけてたといえ、あんないっぱいの人の中でキスするの何て有り得ない…。



蓮司を睨んだら睨み返された…。



「俺酔うとダメだな♪って事で先に帰るわ。ここは払っておくから後は楽しくやって♪」

「「ありがとうございます!!」」



蓮司は15万くらいを普通に払ってからあたしの肩を抱いて外に出た。



恥ずかしいしもうヤダ…。



しかも今日は気前がいいね…。



「亜香里、海連れてけよ。」

「海!?」

「海が見たい。」



そう言い残して眠ってしまった蓮司。



仕方なくあたしは海に向かって車を走らせた。



夜の海は昼間とは大違いな程に静まり返ってた。



「ついたよ?」

「どこに…。」

「海でしょ!?」

「何で海なんかにいんだよ…。まさか泳ぐ気か!?」



蓮司って本当にムカつく!!



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