俺様彼氏とあたしの未来。
亜香里が運転する車は結構な速さでマンションに到着した。



濡れた服を持って最上階まで急いだ。



結構誰にも会いたくない。



俺ノーパンだし…。



亜香里はどっちもだし…。



もう亜香里を海に投げ入れるのはやめる…。



部屋の中に入って一安心。



「風呂にお湯溜まってんの?」

「溜まってない…。」



仕方ないから亜香里の服を脱がせてから一緒にシャワーを浴びた。



「頭から砂が…。」

「あたしも…。」



もう懲りた。



でも楽しかった。



亜香里とバカになるのは本当に楽しいし、俺の疲れが一気になくなる。



「亜香里、服着なくていいから。」

「何で!?」

「また脱がせんのめんどくせぇ…。」



風呂から上がればベッドに直行。



「海よりもいいとこに連れてってやる。」

「うん…。」



こうして俺と亜香里の夏は幸せ過ぎて終った。



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