俺様彼氏とあたしの未来。
すごい勢いでマンションから立ち去った凜。



あたしはキッチンで3人分の朝食を作った。



蓮司とグレイは英語で話してて、あたしにはよくわからない。



しばらくしてから蓮司がキッチンに来て、カップにコーヒーを注いだ。



「嵐はゆうちゃんと住んでるし、恭一も多忙だから押し付けるわけにはいかねぇよな…。」

「しばらく家で預かってあげたらいいじゃん。」

「何でアイツは一人暮らししねぇんだよ…。女でも紹介してやるか。」



蓮司に紹介するような女がいるのか気になったけど、今はそれどころじゃなさそうなので聞かないでおく。



「グレイ、ご飯できたよ?」

「オォー!!アカリハリントチガッテイイオクサンニナルサ~♪」



なんとかなるよね?



蓮司は困った顔でコーヒーを飲んでた。



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