俺様彼氏とあたしの未来。
俺は仕事中も亜香里の事が気になってしかたなかった。



野獣が家の中に2匹もいる…。



電話かけまくりだ。



「もうベッドの中だよ…。蓮司心配し過ぎ~。グレイと恭君があたしなんかに手出すわけないでしょ…。」

「イヤ、男の下半身は別の生き物だからな。」

「へぇ、蓮司もそうなんだ…。」

「お、俺は異例だ。一応部屋に鍵かけて寝ろよ!?」



亜香里になんかあったら俺は死ぬ!!



それくらい亜香里を愛してるからな♪



早く日本に帰りてぇ…。



俺は恭一とグレイにも電話をしてから残りの仕事をさっさと終らせた。



もう海外を飛び回るのも疲れた。



俺の権力を大いに活用して日本のみで仕事しようかな…。



現にグレイはそうしてるわけだし。



でも今までの俺が積み上げてきたイメージと評判が悪くなるのは確実だ…。



悩むところだ。



< 338 / 423 >

この作品をシェア

pagetop