俺様彼氏とあたしの未来。
【蓮司】



グレイがやって来てから2週間が経った。



今日は俺も亜香里もゆっくりでいいので、結構遅めに起きた。



「おはよ♪」

「キスして…。」



亜香里と一緒にリビングに出ると、ダイニングテーブルの上には亜香里が作ったような朝メシが置いてあった。



「蓮司…。これ…。」



亜香里が手に取った紙はグレイが書いた下手くそな日本語の手紙。



『世話になったな。グレイより。』



出てったらしい。



よし。



「解禁!!」

「何を?」

「キスしようかキス♪」



やっと取り戻した亜香里との二人だけの時間。



もう邪魔が入るのはゴメンだ。



蓮司君は今日から仕事もプライベートも頑張ります!!



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