俺様彼氏とあたしの未来。
部屋に入ってからも食欲が湧かずに、シャワーを浴びて布団に入った。



蓮司は寝たかな?



やっぱり寂しいし、蓮司に触りたい…。



本当に蓮司が死ななくてよかった。



あたしの人生に蓮司がいないのは耐えられないよ…。



「ココ~…。蓮司がいない~…。」



ココを抱きしめて寝るのは蓮司がいない時。



ココはあたしの寂しさを埋めてくれる唯一の存在。



あたしはココを撫でながら眠った。



次の日も大学が終わってから蓮司の病院に来た。



眩しすぎる病室の中には、見たことがあるモデルばっかり。



「こんにちは。」

「亜香里~♪」



久しぶりに見るテンションの高い蓮。



皆よく騙されるね…。



一人ずつに挨拶をしてから蓮司のベッドに近づいた。



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