俺様彼氏とあたしの未来。
シャワーで溺れかけるなんて有り得ない…。



楽しそうにタバコ片手に髪を拭いている蓮司を軽く睨んだ。



「いつ籍入れる?」

「あっ…。でもあたし後1年大学残ってるよ?」

「学生結婚だ。後は俺が面倒見てやるよ。」



蓮司があたしの学費を出すって事?



そんなの申し訳なさすぎてイヤなんですけど…。



でも、蓮司は絶対払うんだろうな…。



こんな時は黙っておくのが一番だ…。



「めんどくせぇから結婚式と一緒でいいか。」

「結婚式っていつするの!?」

「4月9日。」

「付き合った記念日の日!?」

「7回目の記念日は派手に結婚式だ。」



もうそんなになるんだ。



あたしと蓮司って何気に長い。



「じゃあその日で♪みんなに報告しなくちゃ~♪」

「浮かれてんじゃねぇよ。ウエディングドレスは俺が作ってやるよ。」



蓮司ってどんだけあたしが好きなの!?



嬉しすぎる~♪



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