俺様彼氏とあたしの未来。
【亜香里】



訳がわからないまま終わった記者会見で、ものすごく疲れたあたしは蓮司に連れられてマンションに戻った。



カッコ良すぎるスーツを脱ぐ蓮司に見とれてしまう。



「アカリさんは蓮さんのどこに惚れたんですか?」

「あぁ…。うんと、強引過ぎる所と、蓮司のカッコ良さと、蓮司の甘い言葉と、エロいキスで~す。」

「ははっ♪じゃあしようかな。エロいキス。」



合わさる唇に吸い込まれてしまう。



もう好きにしてって感じだ。



「俺今から仕事…。」

「いっちゃヤダァ…。」



何てね♪



でも今日はもう離れたくないし。



たまにはワガママ言ってみた。



「んっ…。あっ…。」

「時間ねぇのに…。今日の亜香里はエロいな…。」



ソファでぐったりするあたしを置いて、蓮司は着替えて部屋を出て行った。



するんじゃなかった…。



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