俺様彼氏とあたしの未来。

「亜香里？」

「ん？」

「受験なんてサラっと終わらせてこい。」

「うん…。」

「今まで頑張ったんだから大丈夫だ。」



亜香里の不安を取り除いてやりたい。



「受からなかったら一般があんだから。リハーサルだと思えば？」

「うん。蓮司もたまにはイイ事言うね♪」



たまには!?



「亜香里もずいぶん偉くなったもんだ。」

「えっ!?」



丁度信号が赤になったから、不意打ちでキスしてやった。



「心臓に悪い…。」

「歩行者に見られたな♪」

「ウソ!?////」

「別にいいだろ。俺らのキスなんて日本中のやつが見てるし。」

「もうやだぁ////」



少しは気持ちが軽くなってくれれば幸いです。



「適当に頑張れよ。」

「うん♪」



どうか亜香里が大学に受かりますように…。