俺様彼氏とあたしの未来。
【亜香里】



今から向かうのはT大の推薦入試会場。



「やばい…。」

「やばい…。」

「何が?」



緊張し過ぎのあたしと渉君を尻目に、凛はケロッとしてる。



もう逃げたい…。



そして…。



「着いちゃった…。」

「ヤバイヤバイ…。」

「行くよぉ~♪」



会場に到着。



もうヤダ…。



それでも時間は進んで行く…。



「超楽勝♪」

「「……。」」



先に面接を終えた凛は、何を根拠にそんな事を?



天道さんちの子供たちは自信家らしい…。



それから、あたしと渉君も面接を受けてから筆記試験を受けた。



「どうだった!?」

「まぁ…。普通?」

「あたしも普通…。」



結果が判るまで自信がもてないのが試験の怖さ。



「凛は超出来た♪」



1人を除いては…。


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