俺様彼氏とあたしの未来。
寝起きの蓮司の後ろをついて別荘に入った。



泊まるのはこの前と同じ部屋。



部屋に荷物を置いて大広間に向かおうとした。



「亜香里、マジでいいの?」

「うん?」

「なるべく早く帰ってくっからな?」

「いってらっしゃい♪」



蓮司は恭君達とスキー場にでかけて行った。



友達との思い出もいっぱい作ってもらいたいと思う。



だって…。



もうすぐいなくなっちゃうから…。



「亜香里さん♪散歩しにいきましょ!!」

「うん♪」



あたしは南ちゃんと散歩したり、部屋のなかでやたらと喋って過ごした。



「亜香里~♪楽しかった♪」



スキー場から帰って来た凛があたしに抱きついた。



「よかった「離れろ凛。亜香里に触るな。」



すぐに蓮司の手によって引き剥がされた。



妹にまで嫉妬しなくてもねぇ////



蓮司はあたしの手を取って部屋に向かう。



最近の蓮司は凄いな…。


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