俺様彼氏とあたしの未来。
【蓮司】



「亜香里、おいで。」



部屋に戻った亜香里を抱きしめる。



やっぱり俺も別荘に残ればよかった…。



最近亜香里に触ってないと不安になる。



亜香里がどっかに行ってしまう気がして…。



「蓮司…。苦しい…。」

「んぁ!?悪い悪い♪」



強く抱きしめ過ぎた俺は亜香里を離す。



「蓮司?楽しかった?」

「あぁ。でも亜香里の事ばっかり考えてた。」

「最近の蓮司は甘えん坊…。すぐヤキモチ妬くし。そんなにあたしが好き?」



亜香里の上から目線に少しムカつきながらもベッドに座った。



「好きだし。」



俺がそう言うと亜香里が俺の目の前に立って俺の手を取る。



「ズット変わらないでね?」

「変わんない。俺は亜香里が離れて行かないか心配。」



俺はそのまま亜香里にキスされた。



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