俺様彼氏とあたしの未来。
「ニャ~ニャ~♪」

「ニャ♪」

「ニャニャニャ~♪」



…。



「ニャ?」

「うるせぇぞ。」

「だって超カワイイよぉ~♪」



餌とかトイレも買って、ケージに入った猫と喋ってる亜香里。



「はいついた。」

「ここドコ?」

「行けばわかる。」



俺は亜香里と猫を連れて建物の中に入った。



最上階を目指す。



「ニャァ~♪」

「ニャニャニャニャ~♪」

「だからうるせえって…。」



俺は部屋の前で立ち止まった。



「誰の家?」



亜香里はまだ気づかない。



鍵を開けて部屋に入る。



「おいで。」



亜香里は猫を大事に抱えたまま恐る恐る部屋の中へ…。



「おじゃまします?」

「くくっ♪」

「何!?何で笑うの!?」



俺は今までの秘密を打ち明ける。



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