君音(短編)




なんか拓杜らしい
柑橘系の香水。
酔いしれそう。








「こんな俺が、嘘で
告白するほど器用な
男だと思う?」









顔真っ赤、拓杜。









「・・・・ううん。」







「・・・だろ。
・・・・信じろよ?」









「・・・・・うん。」










信じたい。

あたしは、この人をー・・・




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