君音(短編)





なに・・・・?
何をするつもりなの?









そう思ってドキドキしていたら、
また顔を近づけてきた。





まさか・・・・今度こそ唇!!??









チュッ。








え・・・・・・





あたしはそーっと触ってみた。





・・・・・・熱い。
この男・・・奏の熱い唇の温度だ。







「ごめんね、キスマークつけちゃった。
これで俺のモンだね、未奈美」





そう言って、また笑う。




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