【完】君しかいらない
なにをするでもなく、テレビを見たり、親と話したり、本を読んでみたり…。
そうするうちに一日が過ぎ、
気付けば、もう次の日の昼になっていた。
学校で見る兄貴は、堅物でとっつきにくい印象。
だけど家では、あぐらをかいて新聞を読んでる普通のオッサン。
そして…午後から来る春奈のことを考えるだけで、そわそわしてるような男だ。
まるで今日プロポーズするかのような、そんな家の中。
母親も、久々に春奈に会うのを楽しみにしてる反面、少し緊張してる。
そんな家族を見てると、なんだか俺だけが浮いてるような、そんな気がしてくる。
そうするうちに一日が過ぎ、
気付けば、もう次の日の昼になっていた。
学校で見る兄貴は、堅物でとっつきにくい印象。
だけど家では、あぐらをかいて新聞を読んでる普通のオッサン。
そして…午後から来る春奈のことを考えるだけで、そわそわしてるような男だ。
まるで今日プロポーズするかのような、そんな家の中。
母親も、久々に春奈に会うのを楽しみにしてる反面、少し緊張してる。
そんな家族を見てると、なんだか俺だけが浮いてるような、そんな気がしてくる。