【完】君しかいらない
うっわ、無視ですか?


人見知りをなおそうと、一人で頑張ろうとしてたのが虚しくなってくる。


その場で途方に暮れてると、お母さんが玄関から出てきた。


「あれっ、愛梨まだいたの!?」


ヤバッ!


あたしは慌ててエレベーターへと向かった。


でも、更にヤバッと思う事態が。


だって……。


さっき挨拶しそびれたあの子が、エレベーターの前に立っていたから。





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