【完】君しかいらない
安元くんは、もう一度チラリとあたしの方を見る。


うっわぁ……怖!!


なんで、無表情!?


あたしたち、一応知り合いだし、「よっ!」ぐらいあってもいいのに。


「……わかりました」


安元くんはそう言うと、あたしからまた目を逸らす。


「じゃ、よろしくねー」


先生に背中を押され、あたしは渋々安元くんと、その友達と教室へ向かうことになった……。





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