【完】君しかいらない
今から考えただけでも、怖くて足が震えてくる…。
どうしよう。
あたし、ちゃんと歩けるかな。…途中で動けなくなったらどうしよう。
待ち合わせしてる神社に到着すると、奏太くんはもちろん、安元くんももう来ていて。
夏休み中だっていう解放感もあってか、いつもよりみんな和気藹々として、男女関係なく喋ってる。
奏太くんと安元くんがいるグループにも、いつもより女の子が集まっていた。
「おーい、これひいて。同じ番号同士でペアんなってもらうから」
幹事がやってきて、あたしにクジの入った箱を突き出してきた。
誰とペアになっても、怖いものは怖い!
だけど参加しないって言ったら、クラス全員に、断固拒否された。
だから、仕方なく来たんだけど…。
どうしよう。
あたし、ちゃんと歩けるかな。…途中で動けなくなったらどうしよう。
待ち合わせしてる神社に到着すると、奏太くんはもちろん、安元くんももう来ていて。
夏休み中だっていう解放感もあってか、いつもよりみんな和気藹々として、男女関係なく喋ってる。
奏太くんと安元くんがいるグループにも、いつもより女の子が集まっていた。
「おーい、これひいて。同じ番号同士でペアんなってもらうから」
幹事がやってきて、あたしにクジの入った箱を突き出してきた。
誰とペアになっても、怖いものは怖い!
だけど参加しないって言ったら、クラス全員に、断固拒否された。
だから、仕方なく来たんだけど…。