【完】君しかいらない
夜の静かな山中、


見上げれば雲一つない夜空に綺麗な満月。


…なんだよ、


結構ロマンチックな夜じゃん。


そんな日に、俺は何をやってんだ…。


あぁ…


愛梨ちゃんに会いたい。







オバケ役がいるわけでもなし。


たいして怖くも何ともない肝試し。


ボケーっと上を向いて歩いてると、遠くから人の叫び声が聞こえてきた。



「キャーッ!!!!」




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