【完】君しかいらない
「あぁ、そうそう。おもしれ~の。何と、黒田と小中も消えた」
「…………」
ん?空耳か?
今、ありえない組み合わせの名前が出てきたよーな気がしたけど。
「小中は、俺も密かに狙ってたんだけどなー。陽斗とよく絡んでるし、春奈と三角関係になるって睨んでたけど、どーも違ったみてーだな。まさか、大穴がかっさらうとは!!」
「黒田…って、冗談だろ?あんなヤツ、愛梨ちゃんのタイプなわけねーじゃん。二人がどこ行ったか、途中で誰か見てねーのかよ」
俺は思わず先輩の胸ぐらをつかみ、引っ張った。
「おわっ…!!!やめろっ、奏太っ。お前、何怒ってんだよ」
「俺の質問に答えろよっ」
「見てな…な、ないはずっ!!黒田の前後にいたヤツらも…全然気づかなかったっ…つってたっ」
マジかよ…。
「…………」
ん?空耳か?
今、ありえない組み合わせの名前が出てきたよーな気がしたけど。
「小中は、俺も密かに狙ってたんだけどなー。陽斗とよく絡んでるし、春奈と三角関係になるって睨んでたけど、どーも違ったみてーだな。まさか、大穴がかっさらうとは!!」
「黒田…って、冗談だろ?あんなヤツ、愛梨ちゃんのタイプなわけねーじゃん。二人がどこ行ったか、途中で誰か見てねーのかよ」
俺は思わず先輩の胸ぐらをつかみ、引っ張った。
「おわっ…!!!やめろっ、奏太っ。お前、何怒ってんだよ」
「俺の質問に答えろよっ」
「見てな…な、ないはずっ!!黒田の前後にいたヤツらも…全然気づかなかったっ…つってたっ」
マジかよ…。