【完】君しかいらない
「肝試しの途中で…変なヤツらに絡まれたらしー」
「え…?黒田…が?」
「黒田がっつーか、何か小中目当てだったらしーわ」
「愛梨ちゃん…目当て?何だよ、それ…」
「でも途中で陽斗が現れて、助けてくれたらしー。陽斗もケンカすんだなー。かなり派手に相手を殴ってたらしーぜ?ハハッ、想像できねー!」
「笑いごとじゃねーだろが。愛梨ちゃんは無事だって!?何か聞いてねーのかよっ」
俺が先輩に掴みかかると、先輩は一気に顔をひきつらせた。
「おい、奏太熱くなんなよっ!とりあえず、陽斗が小中をおぶって下山したって。襲われる直前だったから、特に大丈夫だったとは言ってたけどな」
「おぶって…って、そんな状態で、大丈夫なわけねーじゃん」
クソッ…!!
俺の知らないとこで、一体何があったんだよ。
「え…?黒田…が?」
「黒田がっつーか、何か小中目当てだったらしーわ」
「愛梨ちゃん…目当て?何だよ、それ…」
「でも途中で陽斗が現れて、助けてくれたらしー。陽斗もケンカすんだなー。かなり派手に相手を殴ってたらしーぜ?ハハッ、想像できねー!」
「笑いごとじゃねーだろが。愛梨ちゃんは無事だって!?何か聞いてねーのかよっ」
俺が先輩に掴みかかると、先輩は一気に顔をひきつらせた。
「おい、奏太熱くなんなよっ!とりあえず、陽斗が小中をおぶって下山したって。襲われる直前だったから、特に大丈夫だったとは言ってたけどな」
「おぶって…って、そんな状態で、大丈夫なわけねーじゃん」
クソッ…!!
俺の知らないとこで、一体何があったんだよ。