【完】君しかいらない
知れば知るほど…か。


何だかミステリアスな雰囲気はあるもんね…。


奏太くんはすごく優しいし、あたしも…


友達としては、好き。


「へぇ…。そーなんだ?」


「だな。小中はまだ奏太の魅力に気づいてなさそーだけど」


「うーん、どうかな…」


「俺は上辺だけでモテてるけど、奏太はホント優しいし、付き合ったら彼女優先だしな。女コロコロ変えるのは悪いクセだけど、二股とか絶対しねーし、その辺のチャラいヤツより、よっぽどちゃんとしてるよ」


「二股!?そんなの普通しないってば!」


「ハハッ、小中の常識にはそーいうのなさそーだよな。だけど仲間うちでも、バレなきゃいーやってヤツも結構いるし。そう考えたら、奏太も結構一途かもなー」


奏太くんが…途?





< 570 / 1,444 >

この作品をシェア

pagetop